今回紹介するのは、東日本旅客鉄道烏山線の終着駅、
栃木県那須烏山市にある烏山駅です。
1923年に烏山線の終着駅として開業しました。
駅前の様子です。
取材時間帯は早朝でしたが、
それほど人が多く殺到するわけではありません。
駅舎内の様子です。
この駅を発着する列車は早朝・深夜帯こそ1時間に1本あるものの、
それ以外は2時間に1本の設定です。
烏山線単独の駅としては唯一の有人駅で、
切符売り場が2ブースあります。
この路線ではSuicaを使用することができないため、
ICカードジャージ機はありません。
ホームは1面1線となっています。
以前は相対式ホームを持っており、向かい側ホームの跡も残っています。
そして烏山線、この路線は全線非電化ですが、そのくせして
架線が張られています。
これは烏山から少し離れた大金という交換駅で撮影したものです。
烏山線は全線非電化であり、屋根上に架線は見当たりません。
しかしながら、気動車というわけでもなさそうです。
ディーゼル車であれば、力行途中にそれを示唆するような光景(煙が上がるとか)が
見られますが、その様子はありません。そもそもこの車両、電車だからです。
この車両はEV-E301という蓄電池車両で、
宝積寺~烏山間は、烏山駅停車中または、宝積寺駅停車中、
あるいは、宝積寺から程近い宇都宮~宝積寺間走行中に
集電装置を上げ、架線からの給電により充電された
バッテリーを用いて走行します。
キハ40の置き換えを目的として2014年に導入。
2017年には烏山線の運用をすべて置き換えました。
烏山駅は充電場所の一つとして整備されています。
但し、充電できる位置が限られているため、停車位置はかなりシビアです。
今回は、そんな烏山駅の紹介でした。
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