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JR四国に3両2編成在籍する6000系。
外景は211系、一方内装からは311系の雰囲気を感じられる車両です。

JR四国に所属する一般型車両としては、7000系に次いで2番目に古くから
VVVFインバータ制御を採用している車両で、
高松側先頭が制御電動車の1M2Tという構成です。


予讃線高松~伊予西条
土讃線多度津~琴平

の区間で、各駅停車または快速サンポートに使用されます。

*以前は本四備讃線経由で岡山まで顔を出していたこともありました。


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ドア横にうっすらと6000系のロゴマーク。
よく観察しないとスルーする所でした。

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車掌スペース。

四国では閑散路線でも積極的に車掌乗務を実施しており、
無人駅で集札を行う際は、連結部であろうがどこであろうが、
ドア操作を行える場所があれば開閉操作を行います。

また停車駅・ホームによってどの乗務員室の開閉装置を
操作するのか、ということについても(管理人が見た範囲では)
規定があったかと記憶しています。


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運転台です。211系と構造がよく似ています。


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転換クロスとなっており、終着駅到着時、折り返し運用がある場合は
乗務員が転換作業を行います。


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そしてひときわ目を引くのがこの自由席の表示。

6000系は現在各駅停車または快速サンポート以外では使用しておらず、
またこの2列車とも全車自由席となっており、わざわざ自由席のプレートを
掲げる必要性があるのか個人的にはよくわかりません。


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これとは別に本四備讃線で運行されている快速マリンライナーには、
213系での運行開始当初から指定席こそありますが、6000系が代走を含め使用された、
という情報はどこをどう探しても見つかりません。

また本四備讃線から四国に直通する各駅停車として
運行されていた時期においても、指定席が実際に存在したという話を
耳にした覚えがありません。

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となると、この車両が仮に指定席で使用されるとすれば
それこそ臨時列車または団体列車に限られます。


直近では2020年1月に団臨として高松~松山間を走行したらしいですが、
一部車両で座席交代があったらしく、指定席であったかどうかについては
判りませんでした。


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そんな6000系ですが、ラッシュ時になると7000系と連結して
4両編成で走行する姿も見られます。

なお、この時に組成された車両が制御車である7100形の場合、4両のうち
電動車は1両のみとなり、走行性能は鈍くなるとかならないとか。



これで観察は終わりです。

それでは。


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