2022年10月

http://kintetsu2412.livedoor.blog/archives/17139363.html
少し前に、この記事で近鉄奈良線がどのように変更されるのか予想する記事を
書いたんですが、今日Twitterをダラダラ読んでたら、この変更がかなり
予想の斜め上をいく内容になることを知ったので、
ちょっと予想を改めるべく、改めて記事作成を行うことにしました。


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どのあたりが衝撃的なのかと言いますと、
難波快急が出るだろうということ自体は容易に想像がついたんですが、
どうも急行の本数を削るらしいです。

急行・快速急行の運転本数は、現行各3本ずつの計6本で、
これ自体は変更前後で何も変わりませんが、内訳が次の通りになります。

三宮行き快速急行:2本(30分間隔)
難波行き快速急行:2本
難波行き急行:2本


三宮行き快速急行を30分間隔にすることを踏まえると、
難波行き快速急行・急行共に30分間隔での運転になると見る方が良いでしょうか…。


しかし恐れ入りました。
予想の斜め上を行く変更を平気で加えてくる近鉄。
そういうことは事前にプレスに書いてください。いや本当に。


まぁ愚痴は置いといて。

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どのようなパターンにするのかは正直何とも言えませんが、
急行が石切・布施に停車する列車であること考えると、
わざわざ難波止まりの快速急行を続行させるわけにも
行かないでしょうし、三宮行き快速急行が急行に次いでやって来る、
と言うパターンが現行でも実施されているので、
それを踏襲するでしょう。



例えば大和西大寺11時台の時刻表で、
このパターンを当てはめるならば、

11時02分 難波行き急行
11時12分 三宮行き快速急行
11時22分 難波行き快速急行
11時32分 難波行き急行
11時42分 三宮行き快速急行
11時52分 難波行き快速急行


といったところでしょうかね?


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他列車との関係はどうなるのでしょう?

先ほど用いた大和西大寺の11時台は、現行では以下の通りとなっています。


11時02分 大阪難波行き急行
11時05分 大阪難波行き区間準急
     (瓢箪山で11時12分発神戸三宮行き快速急行待避、
      東花園で東花園11時34分発尼崎行き各駅停車に連絡)
11時12分 神戸三宮行き快速急行
11時15分 尼崎行き各駅停車
     (瓢箪山で11時22分発大阪難波行き急行、布施で11時32分発神戸三宮行き快速急行待避)
11時25分 大阪難波行き区間準急 
     (瓢箪山で11時32分発神戸三宮行き快速急行待避
      東花園で東花園11時54分発尼崎行き各駅停車に連絡)
11時32分 神戸三宮行き快速急行
11時35分 尼崎行き各駅停車
     (瓢箪山で11時42分発大阪難波行き急行、布施で11時52分発神戸三宮行き快速急行待避)
11時42分 大阪難波行き急行
11時45分 大阪難波行き区間準急
     (瓢箪山で11時52分発神戸三宮行き快速急行待避
      東花園で東花園12時14分発尼崎行き各駅停車に連絡)
11時52分 神戸三宮行き快速急行
11時55分 尼崎行き各駅停車



こちらからもわかる通り、
布施・石切に停車する列車が大和西大寺時点で
急行・区間準急・各駅停車各3本の9本あります。

これがダイヤ変更後(仮)はこうなります。

11時02分 大阪難波行き急行
11時05分 大阪難波行き区間準急
11時12分 神戸三宮行き快速急行
11時15分 尼崎行き各駅停車
11時22分 大阪難波行き快速急行
11時25分 大阪難波行き区間準急
11時32分 大阪難波行き急行
11時35分 尼崎行き各駅停車
11時42分 神戸三宮行き快速急行
11時45分 大阪難波行き区間準急
11時52分 大阪難波行き快速急行
11時55分 尼崎行き各駅停車


1本が快速急行に置き換わるので、大和西大寺→石切・布施へ
1本で到達可能なのは8本に減ります。


これが純粋減だけなのかそれも補填で何か別の列車が設定されるのか、
これについても何とも言えません。

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正直有り得るとすれば、東花園止まりの各駅停車の一部東生駒延長と、
それに対応する形で区間準急・各駅停車のうち1~2本を準急に置き換える、
と言った感じでしょうか。


石切より大阪方面方で利用客がそれほど多くない枚岡・額田を毎時4本にして、
西大寺出発の区間準急・各駅停車のうち2本を準急とすること、
その代わりに東花園止まりの各駅停車2本を瓢箪山まで延長し、
準急がその折り返しと連絡するというダイヤであれば、
少なくとも瓢箪山や河内花園への列車本数は変動しません。


ただしそれを唐突に実行するとも考えづらいです。
*流石に旅客流動への影響が大きい減便や駅停車列車の減少が
数時間にわたって行われる場合は、近鉄でも告知していたはずなので…

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しかも瓢箪山に関しては、奈良行きホームから引き上げに入る際、
本線を跨ぐ形になります。
それを考えると東花園止まりの各駅停車1~2本を東生駒まで延長する方が
まだ現実性として有り得そうです。


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時間帯としては、2本の快速急行に挟まれている15分と45分のどちらか。
それを準急に置き換えます。

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その前を走る12分発、42分発の快速急行が東生駒を通過するのは
それぞれ19,49分頃です。


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その通過に合わせて、東生駒を毎時20分、50分に出発する各駅停車を設定。
東花園まで先着とします。
*ただし瓢箪山で大阪難波行き快速急行の通過待ちを行います。

東生駒・瓢箪山間が大体13分程度なので、
毎時8・38分に到着するダイヤです。


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そして準急が25分、55分に東生駒を出発。
この列車は石切まで先行し、石切で西大寺毎時22分発、52分発の
大阪難波行き快速急行の通過待ちを行います。

更にこの快速急行は、瓢箪山で東生駒始発(仮)の各駅停車を
追い抜きます。

その後、東花園で準急と緩急接続する、と言うダイヤ構成です。


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なお、急行も石切で各駅停車または区間準急に接続するダイヤとします。


メリットとしては、
石切→大阪難波への先着列車がダイヤ変更前後で変わらないまたは増加する事ですが、
逆に言えばそれだけです。


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そもそも枚岡・額田は石切や瓢箪山と比較してそれほど利用客が
多い駅、と言うわけではありません。
準急設定分を各駅停車に振り替えることで、ダイヤ変更前後で
この2駅に停車する列車の本数の変動は見られなくなりますが、
正直そんなことをせずに石切で区間準急と急行が緩急接続を取る、
というシンプルな変更を行うのが落としどころかもしれません。



どのようなダイヤ構成になるのか、時刻表の発売が待たれます。

今回はここまで。
ご覧いただきましてありがとうございました。



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近鉄でここ最近気になった車両の動き。

Twitter界隈ではVW37がシングルアーム化したとかなんとか騒いでいますが、
それ以上に話題を振りまいた件があったでしょう?
今回はそのお話です。


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先日、高安検車区に所属していた2430系2436・2439(それぞれG36・39)の
3両2編成が明星検車区に転出しました。


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そしてそれと入れ替わる形で、明星検車区に所属していた
1000系1006・1007(T06・07)編成が高安検車区に回送されました。


1000系は抑速ブレーキを装備していないこと、また過去の組成変更に伴い、
1968年製造の車両が組成されている関係上、廃車されるものと思われます。



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現在大阪線で運用される3両はG35・G40の2編成ですが、
現状大阪線では3両編成単独での運用が無く、
常に2編成が連結、6両で運用されている状況ですので、
このどちらか1本だけが転属するということはまず考えられず、
転属するときは両方ともほぼ同じタイミングで行われるものと思われます。


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今後、G編成の転属により、抑速ブレーキを持たないT編成が
引き続き置き換えの対象となる見込みです。
*何が置き換えられるかは知りません。


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と、大阪・名古屋線ではG編成転属によるT編成の置き換えが進んでいますが、
一方で気になるのが8000系B78・79の3両2編成。

元々はE78・79として1968年に落成し、1980年に新造された中間車を
挟んだ3両編成として運用されてきましたが、2021年7月のダイヤ変更以降、
かれこれ1年以上休車が続いています。
と、いうのもこの2編成は8400系B編成のようにワンマン運転が可能な
仕様になっておらず、運用範囲がどうしても限定されるうえに、
その範囲内ですら運用が減ったために、運用上の制約が大きい両編成は
休車にするという判断を下さざるを得なかったというのが実情でしょう。



この2編成、抑速ブレーキを装備しているため、
転用改造を施しさえすれば名古屋線での運用も十分に可能です。


しかし転用するにしても、置き換えられるT編成のうち1010系については、
車体製造が中間車を除き8000系よりも新しく、
またワンマン化されているのが特徴です。

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そうでなくとも名古屋線区には2000系や2444系と言った3両ワンマンに対応した
車両が複数存在しており、8000系が入る余地がありません。

この2編成については、この先やってくる検査期限切れのタイミングで、
他路線への転属もなく廃車されると見た方が良いかもしれません。



今回はここまで。
ご覧いただきましてありがとうございました。


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http://kintetsu2412.livedoor.blog/archives/17158104.html
今回は、この記事に寄せられるであろう反対意見に対する
返答と言う形式をとっています。

恐らくこの記事を読んだ人の一部には、
「他大学には他の種別も停車しているじゃないか」というツッコミを
される方も一定数居られることかと思います。

まぁこちらとしては予想通りと言えば予想通りなので、
あえて解説していきます(あくまで個人としての考えなので、
公式見解がどうなのかについては知りません)。


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名だたる大学最寄り駅で恐らく真っ先に思いついたのは、
阪急神戸線の岡本駅だと思います。

こちらはとある私立大学の最寄り駅で、全ての列車が停車する駅となっています。

長瀬と条件を合わせて、7:00~8:45までにやってくる列車は、

神戸三宮方面が
通勤特急13本、
各駅停車14本の計27本。

大阪梅田方面が
通勤特急8本、
特急6本
通勤急行(この区間は各駅停車)・各駅停車14本の計28本


長瀬の下りは13本の各駅停車が停車するだけなので、停車列車の本数は
圧倒的に岡本の方が上回っています。

上位列車が停車しますから当然です。

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反論として、この路線は、駅間距離が比較的長く取られており、
各駅停車を含むその他の種別が速度を出しやすい環境下にある事、
つまり各駅に停まる種別が上位種別の走行を妨げにくい環境である、
と言うことに留意する必要があります。

ちなみに岡本の隣にそれぞれ、芦屋川と御影と言う駅がありますが、
駅間距離は2.4㎞、2.2㎞となっています。


長瀬については弥刀と俊徳道とありますが、
こちらは1.2㎞と1.1㎞で、各駅停車は他の種別と比較して
区間最高速度が低く設定されています。
(上位種別は100㎞/hに対して、各駅停車は70~75㎞/hだったような)

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他に挙がるとすれば、学園前駅でしょうか。
文字通り、とある大学が至近距離にある駅です。

7:00~8:45の間にやってくる列車は、
大阪難波方面が
特急3本
快速急行12本
準急(この区間は各駅停車)・各駅停車12本の計27本


奈良方面が
快速急行10本
準急・各駅停車12本の計22本

で、こちらも長瀬の下りを圧倒的に凌駕しています。


こちらに関して、あえて反論するとすれば、そもそも学園前駅が
どこにあるか、と言うことを知っておいた方が良いでしょう。

そもそもこの駅は、「奈良県」に設けられている駅です。
奈良県と言えば、大阪方面への通勤客が非常に多いということを
知っている人も多いでしょう。

また、都市というより郊外に位置するわけですから、
列車本数についても、最も多い区間よりも
減っている、と言うことに注意が必要です。

*そもそも長瀬って東大阪市にありますが、大阪市からそんなに離れてませんし。


要するに、他の事例を比べるなら、比較対象は
その元となるデータとなるべく一致させないと話にならんぞ、
ということで。今回はここまで。


ご覧いただきましてありがとうございました。


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管理人のTwitterを知っている人ならもう既にご存知かと思いますが、
私はとある大学に通っています。取り敢えず仮でK大学としておきます。


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その最寄り駅として、近鉄大阪線の長瀬駅と近鉄奈良線の八戸ノ里駅、
更にはJRおおさか東線の俊徳道駅(近鉄も同様)が其々存在します。

特に八戸ノ里と俊徳道からはK大学東門への直通バスが運行されており、
多くの学生を積んで走る姿が度々見られます。


一方長瀬については、周辺の道路状況が芳しくなく、
基本的にそこを利用する学生は、学生通りを歩いて登校します。


で、この駅なんですが、上下線ともに大阪上本町方面寄りに出入口が設けられており、
特に朝晩は上りは進行方向前寄りの車両が、
そして下りは進行方向後ろ寄りの車両が、其々混雑が激しくなります。

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主な理由の一つとしては、鶴橋のJR線との乗り換え階段が
大阪上本町寄りに集中していることが挙げられます。
しかし今回問題にするのはそこではありません。



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長瀬に停車するのは原則各駅停車だけであり、それ以外の種別は
すべて通過します。
*試験シーズンに限り、急行以下の一部優等列車が臨時停車することがあります。


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それを巡って度々、K大生の一部を発端として長瀬に区間準急、
あるいは準急などの列車を停車させた方がいいのではないか?
という議論が巻き起こります。

と言うより風物詩になっている気がします。



事実、これは一昔前に調べたもので現在と大きく異なりますが、
1列車あたりの乗車人員は実は長瀬が最も多く、78.8人(2位の鶴橋で71人)を
記録しています。

確かに、上位列車の停車を増やすことで旅客の分散にはある程度寄与するでしょうが、
一方でそれを実現させることで、結果自分たちの首を絞めるかもしれない、
と言うことも知っておいた方がよろしいかと思います。


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では、朝の通学時間帯(7時~)に鶴橋にやって来る電車を整理しましょう。
長瀬からK大学までは徒歩連絡で、管理人は大体10~15分程度要するので、
長瀬に8:45分までに到着する各駅停車まで入れておきます。

行先表示をしているものが、長瀬に停車する各駅停車です。
一応わかりやすいように、長瀬の到着時間も()で表記しておきます。
一方種別表記だけのものは、全て長瀬を通過します。

7:03分 河内国分行き(7:12分)
7:06分 特急
7:08分 急行
7:11分 特急
7:13分 区間準急
7:16分 高安行き(7:24分)
7:20分 急行
7:22分 河内国分行き(7:30分)
7:27分 準急
7:29分 大和朝倉行き(7:37分)
7:34分 急行
7:36分 特急
7:38分 準急
7:40分 榛原行き(7:48分)
7:44分 高安行き(7:52分)
7:48分 特急
7:50分 準急
7:53分 急行
7:55分 五位堂行き(8:03分)
7:59分 区間準急
8:02分 高安行き(8:12分)
8:06分 特急
8:07分 準急
8:09分 高安行き(8:19分)
8:13分 特急
8:15分 榛原行き(8:23分)
8:18分 高安行き(8:27分)
8:20分 快速急行
8:24分 河内国分行き(8:32分)
8:28分 準急
8:30分 高安行き(8:38分)


見ていただければお分かりいただけるかと思いますが、
特に混雑が激しくなる8:00~8:40分にかけて、
もっと言うと8:20~8:40分の間、列車がほぼ4~5分間隔で停車している、
と言うことがお分かりいただけるかと思います。

更に、上位列車もこの時間帯は本数が多く、
区間準急2本
準急5本
急行4本
快速急行1本
特急6本

更にこの中には一部回送列車が絡む事も有るので、
この時間帯の大阪線についてはほぼ線路容量いっぱいいっぱいな
状況である、と言うことが理解できたかと思います。


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更に、この話をするうえで避けられないのが通過列車の待ち合わせ。

下は、さっきの時刻表をそのままコピーしたやつです。
ここに付け加える形で、各列車の待避について扱います。
*回送列車はここではみません。

7:03分 河内国分行き(7:12分)
    布施で7:06発特急、弥刀で7:11発特急、7:08発急行、7:13分発区間準急の通過待ち
7:06分 特急
7:08分 急行
    布施で7:11分発特急の通過待ち
7:11分 特急
7:13分 区間準急
7:16分 高安行き(7:24分)
    弥刀で7:20発急行の通過待ち
7:20分 急行
7:22分 河内国分行き(7:30分)
    弥刀で7:27発準急の通過待ち
7:27分 準急
7:29分 大和朝倉行き(7:37分)
    弥刀で7:36発特急、7:34発急行、7:38発準急の通過待ち
7:34分 急行
    布施で7:36発特急の通過待ち
7:36分 特急
7:38分 準急
7:40分 榛原行き(7:48分)
7:44分 高安行き(7:52分)
    弥刀で7:48発特急、7:50発準急、7:53発急行の通過待ち
7:48分 特急
7:50分 準急
    (河内山本で7:53発急行の通過待ち)
7:53分 急行
7:55分 五位堂行き(8:03分)
    弥刀で7:59発区間準急、8:06発特急の通過待ち
7:59分 区間準急
    (高安で8:06発特急の通過待ち)
8:02分 高安行き(8:12分)
    布施で8:06発特急、弥刀で8:07発準急の通過待ち
8:06分 特急
8:07分 準急
    (河内山本で8:13発特急の通過待ち)
8:09分 高安行き(8:19分)
    布施で8:13発特急の通過待ち
8:13分 特急
8:15分 榛原行き(8:23分)
    弥刀で8:20発快速急行の通過待ち
8:18分 高安行き(8:27分)
    布施で8:20発快速急行の通過待ち
8:20分 快速急行
8:24分 河内国分行き(8:32分)
    弥刀で8:28発準急の通過待ち
8:28分 準急
8:30分 高安行き(8:38分)  
    
弥刀で8:33発急行(布施で8:36発特急の通過待ち)、8:36発特急の通過待ち

殆どの各駅停車が、布施または弥刀で通過待ちを行うダイヤとなっており、
またそれぞれの駅で追い抜く上位列車にしても、
その間隔が2~3分程度と狭い時間帯があることが理解できるかと思います。

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また上位列車の一部は布施で特急待避を実施しており、
その後にすぐ優等列車がまたやって来るというダイヤ構成になっています。
上位列車を長瀬においそれと止めるというのは簡単ですが、
いざやってみると、

・ほかの列車のスピードダウン
・当然ダイヤも弄らなければいけなくなる
・結果、8:45分までにやってくる各駅停車の数が減る。
・迷惑を被るのは他でもない俊徳道と、本来長瀬を通過する上位列車に
乗車しているほかの旅客

自分たちは良くても他の乗客が…ということになるわけでして。
簡単に止めるわけにもいかないというのが実際なところです。


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正直この話については、近鉄の優等種別が遠近分離を考えた結果だとか、
そもそも区間準急・準急の一部に8・10両で走る列車があるからだとか、
そこからのアプローチも考えましたが、そうなってくると6両以下で
走る急行の立場が無くなってしまうので、あえて時刻表を用いた解説を
行う、と言う形を取りました。


もうね。一言いいます。
寝言は寝て言え。


今回はここまで。
ご覧いただきましてありがとうございました。



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ダイヤ改正ネタは前回は一旦別ネタの記事を上げて
更新を止めていたんですが、やっぱり表題の件について、
疑問がありまくりなんで、つらつらと書いていくことにします。



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阪急京都線の快速が、現行の停車駅に西京極を加えて急行に改称すること、


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現行運転されている快速急行が準特急に格上げされることは
既に何度も話をしている通りですが、何故このタイミングで
急行種別の復活が果たされたのでしょうか?



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2010年に設定された現行の快速は、設定当初幕が緑色で、
ほぼ同じ方向幕の色だった準急と誤認するケースが度々あったらしく、
それを受け青色に変更した経緯があります。

今頃になってそのような問題が再度噴出するとは到底考えられません。


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そう考えると、ラッシュ時の見えにくい形での減量が、
今回のダイヤ改正で再度行われそうな気がします。

と言うのも、西京極が停車駅として追加されるからです。
現在、西京極に停車する列車は、1時間あたり6本が基本です。
朝晩を中心に桂始発・終着の列車が増加することから、1時間あたり
8本程度停車する時間帯もあります。

そして夕ラッシュ時の河原町行きは、
天下茶屋始発の準急3本と梅田始発の普通3本の計6本が停車します。

今回わざわざ快速を急行に格下げして、西京極に停車させるということは、
恐らくこの停車パターンにメスを入れてくるものと思われます。

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快速は梅田・高槻市間は準急、高槻市・河原町間は快速急行と同じ停車駅で、
ラッシュ時間帯の運用でありながら終着駅まで先着するという性質があります。

その停車駅に西京極を追加すれば、桂・河原町間が各駅停車となります。


s-IMG_5314

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そうなると普通または準急のどちらかを桂止めにして、
そこまでのどこかで快速に連絡するという芸当が可能になります。
実際どうなるかは分かりませんが、夕ラッシュ時、
とくに19~22時にかけて、西京極には各駅停車と準急が
3本ずつやって来るダイヤとなっています。


そして現行ダイヤでは長岡天神で快速と快速急行、準急が緩急接続を
行い、其々出発後は河原町まで先着となっています。

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このうち準急を桂止めにする代わりに、快速改め急行を西京極に停車。
そして急行は桂で快速急行改め準特急と緩急接続を行う、
と言うダイヤです。

ただしこの時間帯の準急が天下茶屋始発であることを考えると、
通勤特急(夕ラッシュは今後準特急へ格下げ)と緩急接続を行い、
その後河原町まで先着する各駅停車を桂止めにして、後続の
急行に…という線の方が強い気はします。


ところでなぜ急行にしたのか?
快速と比較すると、京都側で各駅停車になる区間が
あるところとない所の差、で変えたように思いますがどうなんでしょう?




阪急に関しては改正のインパクトがあまりにも大きすぎて、
正直まだ足りない位です。と言うよりネタが思い浮かんだら
また更新するかも。

と言うことで今回はここまで。
ご覧いただきましてありがとうございました。


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これまで、近鉄・阪急・阪神と山陽・能勢電鉄のダイヤ改正に関する話題を
いくつか挙げてきましたが、今回はそこから離れて、
関西私鉄の列車行先に関する「意外」な話をしてみようかと思います。

なお、いずれの路線も現行ダイヤで集計したものを用いていますので、
ダイヤが変わる路線についてはそれほど役に立たないかもしれませぬ。




各駅停車の行先としては存在しないが、
複数の優等種別の行先として存在する行先がある。


当たり前な話かもしれませんが、実はこれ、関西ではかなり少ないです。


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一つ目は近鉄山田線松阪行き。

急行・快速急行・特急の一部列車がここを終着駅としていますが、
各駅停車は行先として設定されていません。

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二つ目は甲子園行き。

平日のみですが、
区間急行と一部の急行がここを終点にしています。

三つ目は写真がありませんが、三条行きです。

準急と特急がそれぞれ1本(土休日は準急3本)が
三条行きとなっています。


すべての種別で設定されている行先の中で(特にターミナル)、
1日1本しかない種別が設定されている。

*平日または土休日に複数本あるものを除く。


ターミナル駅の大半は、各鉄道路線の末端と言うこともあり、
多彩な種別を表示した列車が多数やって来るという光景を
よく見かけるかと思います。
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しかしながらそれに倣わない種別も当然あるわけでして。

南海高野線の上り快速急行は、平日・土日休日ともに設定がありながら、
両ダイヤ共に1日1本しかないレア中のレア列車です。

南海の難波行きは平日540本、土休日には497本の列車が設定されていますが、
そのうち各1本しか走らないのですから、貴重さで言えば群を抜いていると言えるでしょう。


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他には富田林行き急行。

近鉄長野線では普通・準急・急行が設定されており、
富田林行きが一部列車の行先として存在します。

富田林行きは平日17本、土休日2本の設定で、
土休日は準急のみの設定ですが、
平日は各駅停車4本、準急12本、急行1本が該当します。


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鳥羽行き快速急行もその一つです。

志摩線・鳥羽線からの各駅停車や特急が複数本やってくるなか、
快速急行は土休日も1本しか来ません。



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*画像は中之島行き

京阪からは通勤快急淀屋橋行き。
そもそも通勤快急自体、平日朝の淀屋橋・中之島行き限定の種別で、
中之島行きは3本設定されています。

一方淀屋橋行きは、平日にやってくる236本の列車のうち1本しか設定されていません。



ターミナル駅よりも列車本数が多い行先がある

大体の鉄道会社では、ターミナル駅に列車本数が集中するというのが殆どかと思います。
しかしながら近年では相互直通運転の実施に伴い、ターミナル駅に列車が集中するという
光景は、必ずしも絶対的なものではなくなっています。

IMG_7210


ですが今回扱うのはかなり特異な例です。

それが神戸電鉄三田行き。

IMG_7229

神戸電鉄の実質的なターミナルとしては、
まず真っ先に新開地が出てくるのが自然かと思います。

実は平日の新開地行き、列車本数が1日156本設定されています。
それに対して三田行きは162本と、実質的なターミナルを6本上回っています。


IMG_6639

これが特異なのは、全ての列車が自社線で完結している
神戸電鉄で見られる現象という所です。

しかも条件的に言えば、新開地・三田ともに2路線の列車が
同時に走行しています。

新開地:有馬線・粟生線
三田:三田線・公園都市線


土休日しか設定されていない種別・行先がある

IMG_5869


大体の鉄道会社とも、其々の種別、其々の行先とも
平日の方が多く設定されている、または平日だけ設定されているというのは
よくある話で、例えば近鉄石切行き各駅停車は、平日3本だけ設定され、
土休日は存在しません。


しかしこれも例外は必ず存在するもの。

IMG_5248

例えばこちら五十鈴川行き快速急行と
写真はありませんが宇治山田行き快速急行。
双方とも行先に関しては両ダイヤとも設定がありますが、
快速急行についてはいずれも土休日に1本だけの設定です。


ということで、今回は関西私鉄の種別・行先にまつわる
意外な話をお届けしました。


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今回の元ネタはこれら2つから。



IMG_5046

平日昼間において、奈良・三宮間の快速急行が30分1本に減便される、
という話をしたかと思います。

そして、減便した分の快速急行について、大阪難波止まりになるのではないか。
という話をした程度にとどめていたかと思います。

一方巷では減便分は急行に置き換えるのではないか?
という話も出ており、どうなるのかが気がかりな所であります。


そこで今回は、現行ダイヤを参考に、どのような変更が行われるのか、
予想していきたいと思います。



まず、変更が加えられる時間ですが、
阪神サイド曰く9時30分~16時ごろまで減便とのことなので、
近鉄視点で言えば9時~15時30分ごろまで続くと考えるのが自然でしょうか。


そしてパターンとしては

A,近鉄線内も30分化し、1本は急行に格下げ
B,近鉄線内はそのまま。1本を難波止まりにする。

の2つが容易に想像つくかと思います。


IMG_6062

9時よりも前に出発している、
最後の列車が大和西大寺8時57分発(奈良8時49分発)の神戸三宮行きです。


その後9時11分(奈良9時03分発)の神戸三宮行き
9時23分発(奈良9時16分発)大阪難波行き急行
9時31分発(奈良9時24分発)神戸三宮行き
9時41分発(奈良9時35分発)大阪難波行き急行
9時52分発(奈良9時42分発)神戸三宮行き

が其々あるかと思います。


IMG_6126

このうち9時41分発の便を快速急行に格上げし、
残りは急行に格下げます。


つまり、大和西大寺時点で
毎時12・42分頃発を快速急行とし、
残りを急行にする、と言うものです。


現行ダイヤを踏襲した状態でも十分やっていけそうですが、
これをやると大阪難波手前の時点で、大阪難波行きの急行が
どうしても連続してしまう事態が発生します。


IMG_0884


更に問題になってくるのが、阪神直通の快速急行は
阪神尼崎で急行からの接続を受ける立場です。

そして快速急行が減便となる今回の改正では、
尼崎止まりの急行1本が西宮まで延長運転を実施するとしています。



IMG_8086

IMG_9591

IMG_5259


阪神なんば線には、他にも各駅停車、区間準急、準急の3種別が、
それぞれ直通運転を一部列車で行っているものの、
区間準急と準急はそもそも運転本数ごく僅か、
各駅停車は朝晩はともかく、昼間は特急または直通特急に
接続するダイヤとなっており、わざわざ大阪難波行き急行にする理由が
思い浮かびません。

IMG_5269

今考えてみたら大阪難波行きに短縮するのではないか?という予想にしても
同じことが言えるわけで。


一方で、阪神線内では30分1本に減便する以上、
尼崎行き快速急行にするという線もその時点で否定されるはずです。


しかし、この文言を読んだ時に必ずしもあることは否定していない、
と言うことも同時に分かります。

 (4)平日日中時間帯の快速急行の運転本数を見直します。
  神戸三宮から大阪難波への1日の運転本数を49本→41本とします。
  大阪難波から神戸三宮への1日の運転本数を44本→36本とします。

これは阪神のダイヤ改正リリースの文章を一部引用したものですが、
ここでは大阪難波・神戸三宮間の運転本数を減便すると記載しているだけであり、
「大阪難波・尼崎」間の減便には一切触れていない
ことがお分かりいただけるかと思います。

IMG_0357


但し、尼崎行きに化けるという話も書かれていない以上、
必ず尼崎行き快速急行となって、近鉄側のパターンが大きく変動しないとは
限らないということも申し添えておきます。



*まぁ仮に急行が連続したとて、尼崎行き各駅停車に乗ってしまえば
神戸三宮までの到達時間は変わることはありませんしね…。




今回はここまで。
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*画像はイメージ

阪急電鉄では、今回のダイヤ改正で京都線に急行が再度設定されます。


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というのも、2007年の改正までは現在の準急にあたる種別として、
急行が存在したからです。

一番古い停車駅の記録としては、
1950年の改正時点で梅田・十三・淡路・茨木市・高槻市・桂・西院・大宮
(当時大宮~京都河原町は未開業)

現在の特急とほぼ同じ停車駅となっています。
1959年より一部列車が長岡天神に停車するようになります。
(1979年より全列車停車)

そして1963年に京都河原町まで延伸開業し、同時に烏丸・京都河原町にも停車するように。

この時点で現在の快速急行(これもダイヤ改正で準特急に改称)と同じ停車駅に。

s-IMG_5926


1997年に初代快速が設定されます。
こちらの停車駅は、当時運用されていた急行の停車駅
梅田・十三・淡路・茨木市・高槻市と、
高槻市~京都河原町間各駅となっていました。


…なにか聞いたことのある停車駅ですねぇ…。



そして2001年のダイヤ改正で、初代快速の停車駅+南茨木と言う形に、
「急行」の停車駅が改められます。

s-IMG_5421


s-IMG_5878

それまでは現在の特急や快速急行の停車駅と殆ど大差がなく、
文字通り急いで行っていた急行が、
ここに来て高槻市以東各駅と改められたことで、
「一気に」急いで行かない急行に化けてしまいました。


そして2007年に南方と上新庄を停車駅に加え、
種別も準急に改められ、京都線の急行は過去のものとなりました。


IMG_9510

一方2001年に停車駅パターンを急行に譲渡して種別そのものが
一時期消滅していた快速。

こちらは2010年に再度設定されます。
停車駅は
梅田・十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・西院・大宮・烏丸
河原町で、

2001年までの急行停車駅に南方・淡路・上新庄・南茨木を追加したものでした。


そして今回の改正によりこの停車駅に西京極が追加され、
再度急行が復活。


徐々に急いで行かなくなり一度姿を消したかと思いきや、
また急いで行くようになる形で復活。

京都線の種別って魔境なんですかね?


今回はここまで。
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今回は近鉄のダイヤ変更ネタから、
「五十鈴川行き特急」について少し話をしようかと思います。

元ネタのURL貼っておくので、そちらも併せてご覧ください。
http://kintetsu2412.livedoor.blog/archives/17109696.html


IMG_7484

現在、伊勢中川より東側の特急列車の行先として存在するのは、
松阪、宇治山田、鳥羽、賢島の4つですが、12月のダイヤ変更で
そこに五十鈴川が加わります。


内訳は既に書いていますが、さらに詳細をここに載せます。
なお、()内は現行設定されている便数とその出発時刻です。

平日
大阪難波発宇治山田行き1本(3本 6:40、18:10,19:10)
名古屋発宇治山田行き12本
(14本 7~12時台毎時50分、17:45,18:02,19:02,19:15,20:10,20:45,21:45,22:05)

以上13本が五十鈴川まで延長運転

土休日
大阪難波発鳥羽行き1本(3本 9:45,17:10、19:10)
大阪上本町発宇治山田行き1本(3本 7:45,8:50,19:45)
名古屋発宇治山田行き10本
(11本 7~12時台毎時50分、17:45,18:02,19:02,20:45,21:45)

以上12本が五十鈴川行きに延長または短縮

となっています。



このうち、現行ダイヤで宇治山田折り返しでそのまま別運用に入るのは
平日1本、土休日2本(すべて午前中)の計3本で、後は回送車として
明星か五十鈴川方面に回送されるかのどちらかです。



IMG_7507

そもそもなぜ五十鈴川までわざわざ行かせるのでしょう?
五十鈴川行き自体は、一般列車で既に設定されており、
平日は19本、土休日は16本の列車があります。

これはあくまで管理人自身が見た経験上ですが、
伊勢市・宇治山田で大半の乗客が降車しており、
五十鈴川まで乗り通す人はごく僅かです。
言ってしまえばガラガラなわけですが。


ではなぜこのような動きをするのかと考えた時に、
伊勢市駅と五十鈴川駅の時刻表に注目すると、その理由が
浮かび上がってきました。


IMG_7518

実は志摩方面の普通列車は、五十鈴川でその大半が
五十鈴川止まりの急行から接続を受けている、と言うことが分かりました。


例えば、
伊勢市9:07に出発する賢島行きは、
その後9:11に出発する名古屋方面からの急行を、
五十鈴川で待って発車します(9:13-9:16)。

IMG_7195


そして後を追うように9:13に宇治山田止まりの特急が来るわけですが、
宇治山田は五十鈴川の1つ手前、要するに連絡を取ることがありません。

そうなると、そちらに乗っている旅客が賢島方面に行こうものなら、
宇治山田9:55あるいは、10:01の列車を待たなければいけません。
大幅な時間ロスです。


恐らく、そういった時間ロスの短縮を目的として五十鈴川まで特急を延長し、
五十鈴川から先賢島方面への到達を、少しでも早くさせる、
という狙いが、今回の変更に繋がったものかと思います。

*但し夜の一部便については例外で、単なる回送の延長運転の営業列車化の
要素が入っているものもあるかと思われます。



それを踏まえたうえで、今回の変更にあたり
行先が変わる列車を予想するならば、以下の列車は
ほぼ五十鈴川行きになると予想します。
*()で囲った列車は正直確信は持てませんが、
普通列車との接続を考えると有力と言えそうです。

平日

名古屋発
7:50、8:50、9:50、10:50、11:50、12:50、17:45、19:02、20:10、(22:05)

大阪難波発
(18:10)


土休日

名古屋発
7:50、8:50、9:50、10:50、11:50、12:50,17:45、19:02、(20:45)、(21:45)

大阪上本町発
(19:45)

大阪難波発
(19:10)



今回の行先延長についての狙いについて、現行ダイヤに即して予測してみました。
ことの真相はハッキリ言って何とも言えない、と言うのが正直なところですが、
他の列車との兼ね合いを見る限り、恐らくこういう事だろうという範囲までは
解説できたかと思います。


今回はここまで。
ご覧いただきましてありがとうございました。



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2022年12月17日のダイヤ改正をもって箕面から梅田への直通が
なくなるという話は既にやっていたかと思います。

正直な話、それだけの話であれば特に大騒ぎする必要もないんですが、
実際の所割と衝撃的な話でして。

s-IMG_5583


箕面線の開業は、現在の宝塚線同様1910年の話なんですが、
開業当初からこれまでにわたり、箕面・梅田間の直通列車が
設定され続けていたから、らしいです。


IMG_6941


IMG_6959


土休日に関しては知りませんが、少なくとも平日の朝晩は、
2015年4月時点でもよく見かける行先だった、と言うことを記憶しています。

この時に通勤準急が廃止され、箕面直通の優等列車は準急に限定されます。
*通勤準急そのものは1997年に設定された、箕面線直通に特化した種別で、
それまではその役割を準急が担っていた。復活する形。

IMG_6982


しかしながら朝の設定だったこともありかなり乗車率は低かったのか、
復活後わずか3年で廃止。


それから4年後、後を追うように、2018年以降も設定されていた2本の普通列車も廃止。


s-IMG_5596

箕面線開業から112年続いてきたとされる、箕面・梅田間の直通列車の
歴史に、終止符が打たれることとなりました。


s-IMG_5588

かつては多くの梅田行きがやってきたであろう箕面線、
それが完全に失われるところに、栄枯盛衰というか諸行無常というか、
そのような言葉が出てきそうです。


今回はここまで。
ご覧いただきましてありがとうございました。

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