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鮮魚列車、日本で唯一運転されている行商人専用列車と言うことで、たびたびニュースで
取り上げられることがありますが、それで使用されている車両は赤に白のラインを入れた
専用車両(元々一般列車で使用していた車両を塗装変更した)となっています。


使用形式は2680系2683F(X82)で、足回りの一部は初代ビスタカーの流用品。
すなわちそれらは60年以上も使用していることになります。


まぁそれはいいです。


事が起ったのは9月24日頃。


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大阪方面の先頭車2782号の方向幕が故障。

その為、当該車両は当面の間大型方向板を掲示することとなり、
現在もその状態は変わっていないようです。

やる気がないのかそれとも廃止前提なのか…



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ちょうど故障する1月前に撮影した奴ですが、
ここから故障するまでの間に何があったのでしょうか…?

方向幕自体がへたっていたという指摘がありますが、
正直それだけが問題とは必ずしも言えないと思うんですよね。


確かにこの車両はたまに鮮魚以外の団臨で使用されることがあり、
その時にも方向幕を色々と回すことがあるわけですが、
基本的には「回送」と「鮮魚」幕を出すだけに留まります。


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当然ながら通常運用に出向く車両よりも方向幕を廻す機会は確実に少ないと言えます。

長期間同じものを使用し続けたからでしょうか?


X82が鮮魚列車として使用されるようになったのは2001年。
その時に側面方向幕を撤去しているので、その点を踏まえると
方向幕自体はその頃、もしくは取り付けられた1991年からのものを
追加の上そのまま使用しているか、

その辺は調べてもよくわからなかったので憶測にすぎませんが、
少なくともほぼ20年程度は同一の方向幕を使用していることになります。


恐らく方向幕の故障の原因は長期間使用し続けたことによる劣化ではないでしょうか。



今回はここまでです。


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